たけのこづくし

春の旬といえば、たけのこです。シーズンに一度は作りたい、定番のたけのこ料理をご紹介します。そっと頭をのぞかせるたけのこ、海の中のワカメ、山椒の木につく新葉、3つの旬が出会う「若布(わかめ)」の組み合わせ、「若竹煮」。たけのこと最高の相性を見せる「木の芽」を使った「たけのこの木の芽田楽」。柔らかな歯ごたえのたけのこは、この季節ならではのごちそうです。
作り方
たけのこのゆで方
- タケノコは穂先を斜めに切り落として、皮に縦に切り込みを1本入れる。
- 大鍋にタケノコとかぶるくらいの水、ぬか、たかの爪を入れて、落としぶたをして中火にかける。
- 煮立ったら吹きこぼれない程度の火加減にして、約1時間ゆでる。(お湯が減ったら足す。)
- 根本に竹串がスーッと通るようになったら火を止め、そのまま完全に冷めるまでおく。
- (1)の切込みのところから皮をむく。
- 節の部分を割りばしでこそげてきれいにしたら、水で洗ってぬかを落す。
- 穂先の茶色くなっている部分は切り落とし、しばらく流水にさらしてぬか臭さをとる。
若竹煮
- タケノコを先の方は縦に4つに切り、中央は1cm厚さの半月切りにする。
- ワカメは水につけて塩抜きをする。かたい部分を切り落とし、食べやすい大きさに切って熱湯にさっと通す。
- 生麩は食べやすい大きさに切る。
- さらしのふきんで、かつおぶしひとつかみを包んだものを落としぶたとして準備する。
- 鍋に煮汁の材料とタケノコを入れて、(4)の落としぶたをして10〜15分煮る。
- かつおぶしの落としぶたを取り、ワカメを入れてさっと火を通す。
- 生麩を最後に入れて温める。
- 器にタケノコ、ワカメと生麩を盛り、木の芽を天盛りにする。
たけのこの木の芽田楽
- ゆでタケノコは、根元の部分は1cm厚さの輪切りか半月切りに。穂先の部分は縦に2つに切る。
- Aと共に鍋に入れて、10〜15分ほど煮る。
- ホウレンソウは葉の部分のみを摘みとって、たっぷりの熱湯に塩を入れて柔らかくゆでる。冷水にとったあと、しっかり水気を絞る。
- (3)の葉を細かくみじん切りにして、すり鉢であたる。=青寄せという。(丁寧にするなら裏ごしをする。)
- 木の芽の太い軸は、取り除いておく。
- 鍋に白味噌を入れて、酒・みりんを加える。なめらかにしてから火にかけ、かき混ぜながら練る。ぽってりしてきたら、火を止めて冷ます。
- すり鉢に木の芽を入れて、しっかりあたる。(4)の青寄せを大さじ2加える。しっかりなじんだら(6)の白味噌を加え、さらによくあたり、なめらかにする。
- 下煮したタケノコの汁気を切り、木の芽味噌をたっぷりと塗る。
- グリル、あるいはオーブンのグリル機能を使って、味噌に少し焼き目がつくまで焼く。(5〜6分が目安)
材料
たけのこのゆで方
- タケノコ(生) 2kg、ぬか ひとつかみ、たかの爪 1〜2本
若竹煮 4人分
- ゆでタケノコ 400g(正味)、生ワカメ(塩蔵) 50g、生麩 1本、木の芽 適宜、一番だし 1,000ml、塩 小さじ1弱、酒 大さじ2、みりん 大さじ1、淡口しょうゆ 大さじ1.5、かつおぶし ひとつかみ
たけのこの木の芽田楽 4人分
- ゆでタケノコ 400g(正味)
- A.下煮用
(一番だし 800ml、塩 小さじ1/2、酒 大さじ1、みりん 小さじ2、淡口しょうゆ 大さじ1) - B.木の芽田楽みそ(作りやすい分量)
(木の芽 30枚、ホウレンソウ 少々、白味噌 200g、酒 80ml、みりん 大さじ2)
ポイント
ゆであがったタケノコは、節の部分を割りばしでこすると、残った余分な皮などがきれいにとれます。

かつおぶしをふきんで包んで、落としぶたのように煮含める方法は、「追いがつお」とも呼ばれます。タケノコには、かつおぶしの風味が良く合います。(若竹煮)
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