あまおう


もともと、春から夏にかけて実りをつけるイチゴですが、出荷ベースでみると、12月が最も多いのです。この時期に春を先取りしてたくさん出荷されるその理由は、やはり、洋菓子の素材としての利用が多いからです。
クリスマスにはイチゴを使ったケーキが活躍します。イチゴの甘味と酸味は、それだけでもおいしいですし、ショコラなどともよくあう。しかも、彩りがじつに鮮やか。洋菓子に人気があるのもわかります。
イチゴにもいろんな品種がありますが、最近登場した新しい品種の注目株が、「あまおう」です。福岡県農業総合試験場が6年がかりで育種した「福岡S6号」とよはれるイチゴが、2001年に品種登録され、一般公募で「あまおう」と名付けられたのです。
あまおうは「あかくて、まるく、おおきく、うまい」の頭文字をとったもの。イニシャルからネーミングするのは、英語圏でよくあることですが、ひらがなでも、こんなにうまい例があるものなんですね。
その命名理由の通り、大粒で丸く、甘くておいしいのがあまおうです。ケーキに使われていても、一目であまおうだとわかります。福岡県限定で生産されており、なんと、2年がかりで育てられているのだそうです。
クリスマスに向けて、手作りのケーキに挑戦するなら、このあまおうでやってみてはいかがでしょうか。紀ノ国屋のあまおうなら、期待を裏切られることがありません。食後のデザートに、そのままいただくのもいいですね。(F)














