おむすび(お握り)

おむすび竹の皮で包むのは食中毒予防でもありました

お釜でご飯を炊いた経験があると、なにかと便利で心強いものです。それに、おいしい!

今日1月17日は「おむすびの日」です。おむすび、あるいはおにぎりは、コメを主食にする日本人が生み出した素晴らしい食べ物ですね。

なんといっても、食べやすくて、携帯性にすぐれています。昔は竹の皮で包んだものですが、これもまたすごい。竹の皮には防腐作用があるのです。殺菌作用のある塩水を手につけながら握り、具は梅干しにし、竹の皮に包む----これはもう、即席の保存食です。

運動会のお弁当は必ずおむすびだったとか、寝坊した朝は、駅までおむすびを食べながら歩いたとか、幼き頃からのいろいろな出来事が思い出される食べ物でしょう。

中に入れる具もいろいろ。定番は梅干し、カツオブシ(おかか)、サケ、しらすあたりですが、ほかにもシソの実、山ゴボウ、塩辛など、入れておいしいものはたくさんあります。天むすが突如流行ったことがあるように、思いもかけない具がおいしかったりする楽しさもある食べ物です。

ところで、今日をおむすびの日と定めたのは「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」で、制定は2000年11月のことでした。この日が選ばれたのは、1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災で被災者を励ましたのが、炊き出しのおむすびだったからです。

その後も、地震の被害は各地で起きています。「万一」のときには、ガスも電気も止まっています。ありあわせの道具でご飯を炊きあげ、おむすびを作れるくらいの知識はもっていたいものです。(F)

犠牲者の方々のご冥福をお祈り申しあげます。