カマボコの中身

「カマボコの中身は、なんだと思う?」子どもに聞いてみました。
「う〜ん、う〜ん、わかんない。なんかデンプンを固めたもの?」
私たち大人でも、こう答えるかもしれませんね。正解は、魚のすり身です。カマボコは神功皇后が三韓征伐(西暦200年)の途中、神戸の生田の杜で、すり潰した魚肉を鉾の先に付けて焼いたのが始まり、という伝説があるほど、日本の伝統的な食べ物で、魚を保存し、おいしく食べる知恵のひとつです。「蒲鉾」の名は、鉾のかわりに竹の棒にすり身を巻いて作られたものが、蒲の穂の形に似ていたことに由来するといいます。
すり身を水にさらして、魚肉から臭みと脂分、水溶性タンパク質を取り除き、塩で練り上げます。伝統製法で作られたカマボコは、やっぱりおいしい。ワサビ醤油で食べるなら、1cm厚に切るのがおすすめの食味。ほかにも、茶碗蒸しに入れたり、おうどんに入れたりと、やはり日本の食卓には欠かせません。(F)














