キウイフルーツ
キウイフルーツ。ビタミンCやカリウムが多く、栄養面でも注目されている。
ゼスプリゴールドは中が黄金色。酸味が少なく、食べやすい。
1970年の大阪万博ニュージーランド館で日本に紹介され、1980年代に広くひろまり、いまではバナナのようにすっかり定着した果物。それがキウイフルーツです。
その後も品種改良が続き、ヘイワードに加え、果肉がゴールド色をしたゴールドキウイも出回るようになりました。ヘイワードもゴールドキウイも品種名です。
ヘイワード種はおなじみの果肉が緑で、甘味と酸味のバランスがいい品種。圧倒的多数を占めます。ゴールドキウイ種は果肉がゴールドで、酸味の少ない品種です。こちらはニュージーランドのゼスプリが有名。ZESPRI International Ltdは、ニュージーランドの北島・タウランガにある会社で、キウイフルーツを世界的に取り扱っています。
珍しいフルーツですし、てっきりニュージーランド原産の植物かと思っていたら、なんとマタタビ科マタタビ属の植物で、中国揚子江流域が原産地だそうです。そう言われてみると、なんとなくサルナシ(猿梨)と類似点がある気がします。サルナシもマタタビ科マタタビ属の果物です。
1904年、中国を旅行していたニュージーランドの女性・イザベルさんが種を持って帰国したのが、ニュージーランドにおけるキウイ栽培の第一歩でした。初めて実りをつけたのは1910年だといいます。この果実が、中国外で商業的に生産されるすべてのキウイフルーツのルーツです。
その後、オークランドのヘイワードさんが品種改良を重ね、現在のような果実となったとか。そして、「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれ続けていたこの果実は、とうとうキウイフルーツと名付けられたわけです。
これは、「ニュージーランドの国鳥・キウイバードに似ているからだ」というのですが、それが本当の話かどうかはわかりません。キウイには「ニュージーランドの」という意味があるので、むしろ「ニュージーランドのフルーツ」という命名意図ではないかという気がします。(F)














