スルメ(鯣)
福楽得のあたりめソフト
縁起のいい食べ物はたくさんありますが、いつも身近にあり、すぐに使えるのがスルメです。日本人は古くからイカを食用としており、「スルメの発見」も早かったようです。イカをしっかりと干したスルメは、とても日持ちがする食べ物で、そのことから、幸福が長く続くことを象徴する縁起物になったとされます(「お足」が多いから、という説もある)。
軽くあぶって、そのまま食べるのが最も手軽な食べ方ですが、お料理にも使います。水で戻してやれば、いいダシがとれますし、煮物にはそのまま放り込んでおくだけでOK。松前漬には、裂いたスルメがそのまま漬けこまれています。お酒で戻してから、炙るのが好きな人もいるようです。
スルメと似たものにアタリメがあります。なんとなく、そうめんとひやむぎくらいの違いがあるのかなと思っていましたが、じつは同じものです。「失くす」という意味の「スル」は縁起が悪いと、スルをアタリに言い換えたのがアタリメです。
それでもスルメという言い方が残っているのは、「寿留女」という当て字のおかげかもしれません。この縁起物は、結納のときに使われています。
炙らずとも、そのまま食べられる加工品も売られています。ただ、その味わいは随分と変わりました。甘味料や化学調味料でうま味を補う製品が増えているからです。このタイプのものは、はっきりとおいしいのですが、ちょっとしつこくなるのが難点です。
福楽得の「あたりめソフト」は、保存料、着色料、甘味料、化学調味料を使わないアタリメで、すっきりとした味わい。これなら、お料理にも使えます。(F)














