フルーツのすすめ

フルーツ

フルーツ

フルーツ産地では柿もそろそろ実りの季節を迎えています。

意外な分野で、日本は世界水準を大きく下回っていることがあります。日本人のフルーツ摂取量です。世界平均を大きく下回り、先進国平均の約半分という数字です。

だから悪いとか、劣っているということではありませんが、これほどまでに世界水準を下回っているとは、意外でした。冷静に考えてみると、たしかに日本の伝統的な食習慣に、フルーツはあまり組み込まれていません。ヨーロッパのホテルの朝食シーンにはフルーツがあるけれど、日本の旅館の朝食シーンには見当たらない(代わりに漬物があり、それはそれでビタミン類や食物繊維、乳酸菌などの補給源として重要なのですが)。

フルーツがもつおいしさや、機能性に注目すると、もっと積極的に食生活に組み込んでもいいのではないかと思います。穀類、肉・魚類、野菜類やその加工品が食卓の主役の地位を占めているのに対し、フルーツはその脇役にすらなっておらず、間食用という位置づけになっていることが多いようです。

ビタミンやミネラルや食物繊維、そして脳の栄養となるブドウ糖の供給源として、あるいは最近注目を集めている抗酸化物質の供給源として、フルーツはすぐれた食品のひとつです。また、そもそも丹精こめて育てられたものを選び抜いている紀ノ国屋のフルーツは、びっくりするほどおいしい。試しにこの秋のイチジクやリンゴやブドウで、フルーツの実力を見直してみませんか。きっと食卓の主役の仲間入りをさせたくなること でしょう。(F)