ベーコン
紀ノ国屋自家製のベーコン。新鮮な肉を使ってていねいに仕上げた本格派ベーコンです
スライスタイプもあります。
ベーコンは豚バラ肉を塩漬けにし、燻製で仕上げた食肉加工品です。バラ肉ではなくロース肉を使うものや(カナディアンベーコン)、燻製など加熱の工程をもたないものもあります。
起源は定かではありませんが、いまも豚肉生産の多いデンマーク起源説に説得力があります。船乗り(バイキング)の航海用保存食として、豚肉を塩漬けにし、火であぶったものを積んでいた、というのです。
その後、火であぶるより、燻製にしたほうが長持ちすることがわかり、ベーコンが誕生したといいます。
ベーコンといえば、イギリスの哲学者フランシス・ベーコン(1561‐1626)を思い浮かべる人もいるでしょう。両者を結びつける命名の由来説もあります。
フランシス・ベーコンは国会議員や司法長官も歴任した政治家でもありました。彼がベーコンに目をつけ、船舶用の食糧として大量に作らせたことから、この食べ物を「ベーコン」というようになった、という説です。
ベーコンが活躍したのは、イギリス海軍が覇権を握った大航海時代ですから、この説も説得力があります。イギリスが東インド会社を設立したのが、1600年のことでした。
現代日本の食生活で最もよく目にする「ベーコン」は、ホテルの朝食によく登場するカリカリに焼かれた薄切りベーコンですが、各国の料理をみていると、ベーコンを日本でいう「ダシ」に使っていることも多い。
日本で流通しているのは圧倒的にスライスタイプですが、ブロックタイプの本格派ベーコンが入手できたら、スープや煮込み料理などにも使ってみてください。(F)












