モナチ・ディ・ラヌーヴィオ

モナチ・ディ・ラヌーヴィオモナチ・ディ・ラヌーヴィオのイチゴジャム。自然な味わいです。

モナチ・ディ・ラヌーヴィオ+エシレバター+紀ノ国屋のイギリスパン

日本でも、昔は僧侶が社会をリードする知識層でした。食にも関係が深く、行基が空豆を普及させたとか、タクアンを沢庵和尚が考案した(これは伝承で証拠はない)などの話が残っています。

ヨーロッパの修道院も同様に、中世には学問の殿堂であり、食にも深くかかわっています。これほど世の中が変わったいまでも、修道院は独自の地位を保ち、連綿と伝統は続いているのです。

最近、ひそかに注目を集めているのが、修道院がつくる食材です。もともと修道院内での自給自足生活を目的として、修道士たちが畑をつくり、作物を育てていたのですが、無農薬有機栽培を続けていたことから、おいしくて安全な食材の供給源として注目されているのです。

たとえば、イタリアでは、ラヌーヴィオという街の郊外にある修道院の食材が注目を集めています。ローマからアッピア街道を南下するとたどりつく丘陵地帯カステッリ・ロマーニに存在するこの修道院では、有機栽培によるフルーツや野菜を産し、「モナチ・ディ・ラヌーヴィオ」(ラヌーヴィオの修道士)というブランドで、スローフードというにふさわしい食べ物を生産しているのです。

Monastero di Vallechiara(Vallechiara修道院)のイチゴジャムは、無農薬栽培されたイチゴを使い、自然な甘味を出すために、砂糖ではなくサトウキビを使っています。濃厚ながら、自然なイチゴの味わいを楽しめる逸品です。(F)


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