春巻
中華料理の春巻
ベトナム料理の生春巻
タイ料理の春巻
日本が恵方巻なら、中国は春巻。英語でいうSpring rollは、もともと春を包みこんで食べるこの時期の食べ物です。
起原については諸説あります。それに、そもそも中国は広いので、地方によっていろいろな風習があり、「これが春巻の起原だ」とはなかなか言いにくい。ひとつの説として伝わっているのは、宋の時代の行事由来説です。
宋の人々は立春の日に、一年の豊作を祈る行事として、目の前にネギ、ニンニク、ショウガ、芥子、ニラなどの調味料を並べ、春巻などを食べたそうです(咬春)。
中国は文字と料理の輸出国。東では日本までもちろん伝わっていますし、南の国であるベトナムやタイにも伝わり、独自の発展もしています。やはり有名なのは、ベトナムの生春巻でしょう。
生春巻の皮は、ライスペーパーです。米を原料にし、薄くのばした皮。これに軽く水を含ませると、やわらかくなるだけでなく、透明度が増します。それに、赤いエビを組み合わせて、色合いも楽しみます。
揚げた春巻はサクサクとした食感も楽しめる食べ物ですし、生春巻は生野菜をたっぷりととれるヘルシーな食べ物です。伝わった地方よってアレンジされたそれぞれの春巻を、数種類のタレとともに並べて、食べ比べたりしても楽しい。この時期は、ぜひ春らしい素材を包んでみませんか。(F)














