枝豆と黄な粉

黄な粉の色の違いは、大豆の種類の違いです
枝豆(エダマメ)は子どもの頃より好きでしたが、枝豆という種があるわけではなく、じつは大豆(ダイズ)の未熟な種子であることを知ったのは、大人になってからのことでした。同じように、お餅につけたり、わらび餅につけたり、牛乳に溶いて飲み物にしたりした黄な粉が、大豆を煎ったものの粉末であることを知ったのも、大人になってからのことです。
大豆は、中国東北部からシベリアあたりを原産地とするマメです。日本にも早くから伝来しており、日本人は重要なタンパク源として、その食べ方を発展させてきました。植物として未熟な状態で食べればモヤシ、未熟なマメを枝つきで出して枝豆。完熟したマメは納豆になったり、豆腐になったり、湯葉となったり、醤油や味噌や黄な粉となったりします。おそらくそのバリエーションは世界一でしょう。
大豆は植物の中では唯一、肉に匹敵するだけのタンパク質を含有する植物ですが、毒性物質もある。長時間加熱し、加工食品にするのは、その毒抜きも兼ねた先人の知恵です。お正月料理に欠かせない黒豆は黒ダイズ。ほかにおなじみの黄ダイズと青ダイズがあります。(F)












