男爵イモ
男爵イモ。紀ノ国屋には北海道の契約農家から届きます。
北海道の恵みを凝縮。コーンコロッケ
花を見るとジャガイモがナス科であるとわかります。
コロッケ作りに適したジャガイモといえば、間違いなく男爵イモです。煮崩れしやすいという性質が、この場合はプラスに働きます。
もともとジャガイモは南米アンデス原産のナス科の植物。16世紀にスペイン人がヨーロッパに持ち帰りました。ジャガイモといえば、ドイツ料理の代表的素材ですが、歴史は意外と新しいのです。
日本にやってきたのは1600年頃。オランダ船がインドネシアのジャカルタから運びました。当時のジャカルタはジャガタラと呼ばれていたため、最初につけられた名がジャガタライモ。これが略されて、「ジャガイモ」となったのです。
男爵イモが日本にやってきたのは、その数百年後のことです。明治維新のころ土佐郷士だった川田小一郎の息子・龍吉がその主人公。維新後、英語を学び、グラスゴーに留学した川田龍吉は、三菱造船所で技師として活躍します。
その彼が函館勤務になったとき、土地を購入して畑仕事を始め、そこに導入したのが留学時代に知ったアイリッシュ・コブラーという品種だったのです。1908年のことでした。父親を継いで男爵となっていた川田が広めたことから、この品種が「男爵イモ」と呼ばれるようになったのです。(F)














