蓮根(レンコン)
蓮の地下茎がレンコンの正体
切ったらすぐに水にさらしてアクを抜きます
レンコンはその名の通り、蓮(ハス)の根です。といっても、正確にはいわゆる植物の根ではなく、地下茎です。
原産地はインド亜大陸。スイレン目ハス科の植物です。地下茎から茎をのばして、水面に葉を出します。水面からさらに上に葉がのびるのがハスの特徴です(似た植物のスイレンは、水面より上に葉が出ることはありません)。
レンコンはアクが強いので、空気に触れるとすぐに変色します。切ったらすぐに水にさらします。その白さを生かしたいときは、酢水につけて調理します。
この食材も、凍り豆腐やタケノコ同様、見た目の印象よりも栄養価が高い。レンコンはビタミンCが豊富です。しかも、加熱しても分解されにくい。また、ムチンやタンニンを含みます。
シーズンは秋から冬にかけてですが、そろそろ早取りのレンコンが並びます。また、金沢名物の加賀蓮根は、8月下旬から収穫が始まります。加賀蓮根はデンプン質が豊富なため、すりおろして使うのに向いています。
余談ですが、蓮は宗教的色彩の強い花で、とくにインド生まれの仏教では、蓮華が極楽浄土の象徴です。英語でいうとLotus Flower。表計算ソフトのLotus 1-2-3を世に送り出したミッチー・ケイポア氏はインド哲学に傾倒しており、社名をLotus Developmentにしたのだそうです。(F)
仏教では極楽浄土の象徴。夏の花です。花托がハチノスに似ていることから、「ハチス」→「ハス」となったと言われています。
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