香檳烏龍茶イメージ

シャンパンに例えられるデリケートな香味

「シャンパンに値する最高のティー」と称さる烏龍茶がある。その香りはオレンジの花ともバラの花とも賞されるほど甘く、優雅で高貴な香り。琥珀のような色合い、ロゼのシャンパンのような上品な色味からフランスでは「烏龍茶のシャンパン」とも呼ばれ、「東方美人」、「オリエンタルビューティー」などの別名もつ逸品。香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)である。


中国茶について

そもそも中国茶、紅茶と日本茶の違いは、チャノキの種類ではなく製法の違いだけ。 中国茶と紅茶は茶葉を摘み取ってから時間をかけて発酵させ、日本茶は発酵させない。 全発酵させたものが紅茶である。


日本茶は摘み取ってすぐ蒸す作業に入るが、多くの中国茶は摘んだ茶葉を広げて日光に当てたり、室内でしおれさせたりする。 (この作業は萎凋と呼ばれ、中国茶の大切な製造工程である) その発酵度や茶葉の色などで青茶、緑茶、白茶、黄茶、紅茶、黒茶などに大きく分かれ、 烏龍茶は発酵途中で加熱し、発酵を止めた半発酵茶で、「青茶」という分類になる。

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『幻の烏龍茶』と呼ばれる所以(ゆえん)

香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)は、台湾のお茶であるが、このお茶が摘めるのは台湾の中でも限られた品種・産地の茶畑だけ。しかも6月初旬の1週間と、摘むことができるのはわずかな期間に限られている。さらに、一日かけて摘めるのはせいぜい2kgほど。台湾のお茶の生産量に占める割合はわずか1?2%という、貴重なお茶なのである。


最大の特徴は、自然が生み出す神秘の風味

茶葉

茶葉がところどころ褐変している。

香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)の個性を語るうえで、最も重要なのは「ウンカ」という虫の存在である。 「ウンカ」という虫に樹液を吸われると新芽が変色する。その芽だけを摘んで作ったのが香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)なのだ。


そのルーツは、19世紀中の台湾・新竹で、ウンカの被害にあって商品として使い物にならなかった茶葉を製茶したところ、蜜のように甘くかぐわしい香りと味で評判になったのがはじまりなのだとか。


虫に対抗するための木の力が作用するのだろうが、ウンカがついたチャノキの茶葉でないとこの甘く柔らかい味わいがうまれないというのだ。 そして、ウンカの力を借りるためには、もちろん農薬も化学肥料も使用することはできない。 香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)は、まさに自然によって育まれたお茶なのである。


紅茶好きの向きは、ダージリン、アッサム、アールグレイ・・と、味と香りの違いを楽しんでいらっしゃることだろう。
烏龍茶にも、飲み比べると誰でもわかるほどの違いがある。
手始めに香檳烏龍茶(シャンピンウーロン茶)でお試しになってはいかがだろうか。



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清水一芳園 香檳烏龍茶


清水一芳園
香檳烏龍茶

2008年・清水一芳園・香檳烏龍茶(ペットボトル500ml)は、中国茶としては初めてモンドセレクションの最高金賞を受賞。一切の添加物は使用していません。香り高く、苦味のない烏龍茶は香りと味わいを純粋にお楽しみいただけます。


【500ml×24】

【1,500ml×8】


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