旬と歳時記


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[旬・三浦大根] |
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作付面積、収穫量ともに日本で一位の野菜が、大根。日本最古の書物「古事記」にも登場し、春の七草のひとつ「スズシロ(蘿蔔)」としても親しまれてきた、日本人にとって最も親しみ深い野菜のひとつです。
「三浦大根」は神奈川県三浦名産の冬大根。この季節だけに出回る、真っ白く、ツヤツヤと育った見事な三浦大根が、紀ノ国屋に入荷します。三浦大根は水分が多くて柔らかいので、お正月のなますや大根おろしに。また煮崩れしにくく、煮るほどに味が染み込みますので、煮物にするとその真価を発揮。
冷え込む夜には、ふろふき大根、おでん、ぶり大根などに。じっくりと煮込んだ湯気のたつ大根の滋味深い味わいは、しみじみおいしいごちそうです。
※販売期間 1月上旬まで
※「食べる百科事典 ダイコン」
大根は一年中出回っていますが、三浦大根が出回るのは冬が深まるこの時期だけ。旬を迎えた白くつややかな三浦大根が、店頭にな並ぶのを心待ちにしている方も多いことでしょう。
※詳しい入荷状況は、各店舗へお問い合わせください。
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愛らしい真っ赤な色を見ると、おとなも子供も心がはずむ果物の女王。甘くみずみずしい香りに誘われて、ひと粒口に含むと甘酸っぱく、ジューシーな果汁があふれだします。いちごは本来は春から初夏にかけてが旬の果物でしたが、新品種が続々登場し、温室栽培などにより、今では真冬から出回るようになりました。
いちごは新鮮なうちに食べるのが一番のフルーツ。ヘタが青々としてみずみずしいものを選びましょう。同じ品種であれば、ふっくらとした大粒のものが生育の良い良品。ツヤのあるものほど新鮮で、赤い色が全体に均一にいきわたって色鮮やかなものを。
またいちごは、フルーツのなかでも特にビタミンCが豊富。中サイズ約10個で一日分の必要量を満たすと言われています。
この時期の紀ノ国屋には、福岡県産あまおう、長崎県産ゆめのか、栃木県産とちおとめ等、全国の産地から粒よりのいちごが入荷します。生産者が手塩にかけて育てたいちごは、まさに赤い宝石のような美しさ。いちごのおいしい季節に、ぜひご賞味ください。
※「食べる百科事典 イチゴ」
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【福岡県産 あまおう】 |
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【長崎県産 ゆめのか】 |
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【栃木県産 とちおとめ】 |
※詳しい入荷状況は、各店舗へお問い合わせください。


新しい年の始めは、やはりすがすがしいもの。
元日の朝のことを特に元旦(がんたん)と呼び、一年の無事と健康を祈って初詣に出かけたり、家族揃って正月料理を囲んだり、門松や鏡餅を飾ったりと、お正月ならではの行事を執り行います。
お正月ならではの食べ物といえば、まずおせち料理。その材料は冬の収穫物や乾物ですが、いつもと同じものも縁起のよい語呂合わせで名前を変えています。昔の人の願いや祈りがそこに込められていることを感じながら、いただきたいものです。
またお餅も古代からハレの日の食べ物でした。雑煮が生まれたのは室町時代で、全国にひろまったのは江戸時代中期だそうです。その土地土地の産物を使うので、大変地方色豊かなのは、ご存知の通りです。
そして初釜を彩る「花びら餅」もお正月ならではの和菓子。もともとは宮中の正月行事に用いられ、餅、味噌、ゴボウを重ねた雑煮代わりのお菓子でした。
元旦は、日頃忘れがちな「日本の伝統」を意識する時でもあります。来たる1年も健康で幸多かれとの願いをこめて、新しい年をお迎えください。

長榮堂 花びら餅
1個324円(本体価格 300円)/5個 箱入1,857円(本体価格 1,720円)
自家製の味噌餡と甘露煮ごぼうを柔らかな求肥で包んだお正月だけの旬菜「花びら餅」。宮中おせちをルーツとした高雅な伝統和菓子で新春をお迎えください。
※販売期間 12/29~1/3まで
※数量限定。品切れの際はご容赦ください。
※一部店舗ではお取扱いがありません。
公現祭(エピファニ)とは、イエス・キリストが神の子として見出されたことお祝いするフランスの祝日。
その日、1月6日はみんなでガレット・デ・ロワというお菓子を食べてお祝いするというのが、フランスの伝統です。
ガレット・デ・ロワは、パイ生地の中にアーモンド・クリームを詰めて焼いたシンプルなお菓子ですが、このお菓子には他にはない楽しみがあります。それはクリームの中に「フェーブ(陶製の小さな人形)」が埋め込まれていること。
フェーブがあたった人は王冠をかぶり、その日の王さまもしくは王女さまになれるのです。紙で作った王冠をつけて売られているのも、ガレット・デ・ロワ(王さまのお菓子)というネーミングもここから来ています。
フランスでは家族や友達と集まって、この日は大いに盛り上がるのだとか。今年は、新年の集まりにガレット・デ・ロワを登場させてみませんか。

紀ノ国屋 ガレット・デ・ロワ(ピティビエ)
594円(本体価格 550円)直径約9cm
サクサクのパイ生地にしっとりとしたアーモンドクリームとドレンチェリーを入れて焼き上げました。見た目はシンプルながら、フランス菓子の伝統とおいしさが詰まっているお菓子です。食べ切りサイズでご用意しました。フェーブは別に付いています。
※販売期間 1/2から1/31
※数量限定。品切れの際はご容赦ください。
※一部店舗ではお取扱いがありません。
無病息災を願って1月7日に食べる「七草がゆ」。春の七草をお粥に入れて食べる風習です。
春の七草は、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」。別名でいうと、ナズナはペンペン草、ゴギョウは母子草(ハハコグサ)、ハコベラはハコベ、ホトケノザはタビラコ、スズナはカブ、スズシロはダイコンです。
春の七草は邪気を払うといわれます。冬の寒さ厳しい時期に、ちょうど芽を出し始めた草や野菜をお粥に入れて、その生命力を体内にとりこもうとした先人の願いも、そこにはあるかもしれません。
また七草粥は消化吸収が良く、体をいたわる食事でもあります。お正月の華やいだご馳走に疲れた胃には、春の七草のほろ苦くて野趣あふれる香り、それをつつむ白粥のシンプルな味わいが嬉しいもの。新しい一年の健康を祈りながら、じっくりと味わいましょう。
1月11日は「鏡開き」。この日は、お正月の間お供えしていて硬くなった鏡餅をかなづちなどで割って、雑煮やお汁粉に入れて食べる伝統の行事です。
ちなみに鏡餅には年神様が宿っているので、年神様とも縁を切らないように「割る」や「砕く」とう言葉は使わずに、「運を開く」にかけて「開く」という表現を使います。また鏡餅を食べることを「歯固め」といい、固いものを食べて歯を丈夫にし、年神様に長寿を願うとも言われています。
鏡開きには、鏡餅に宿った年神様をお送りし、お正月に一区切りつけるという意味があります。新年の仕事・行事初めの儀式の一つとして執り行われるのは、このような理由からです。 またそのお餅をいただくことによって、その力を授けてもらい1年の一家一族の無病息災を願います。

紀ノ国屋 きり餅 シングルパック
(500g)1,026円(本体価格 950円)
紀ノ国屋が選び抜いた九州産の水稲もち米を使用。ねばりの強さ、弾力のある食感が魅力のきり餅です。
※e-shopでのお買い求めは、[ こちら ]。

伊勢製餡 つぶあん/こしあん
(400g)各432円(本体価格 400円)
伊勢のあんこ屋が北海道十勝産小豆、国産上白糖を使用し、昔ながらの手間と時間をかけて、じっくりと炊きあげたつぶあん、こしあん。甘さの残らないさっぱりとした味わいです。適量の水を加えて煮たてるだけでおしるこにもなります。
成人の日は、1948年に「1月15日は、おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として定められました(「国民の祝日に関する法律」第2条より)。現在は、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づき1月の第2月曜日に改正されました。
成人を祝う風習は古来からあり、男子は髪を結い冠または烏帽子をつけ、服装を改めて成人したことを周囲に示しました。また女子の場合も、髪を結い上げる髪上(かみあげ)などの儀式があったそうです。
今では成人の日に地方自治体主催で成人式が行われ、女性は振袖、男性はスーツや羽織り袴などの正装に身を包み祝福の言葉を贈られます。紀ノ国屋でも新成人、社会人としての門出にふさわしい、華やかな祝福のギフトをご用意しております。
※e-shopでのお買い求め お酒は、[ こちら ]。
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1月の花 チューリップ
新年のテーブルを飾る花。
一年の始まりに、瑞々しさを感じさせる春の花の代表のチューリップをご紹介します。
男女を問わず好まれ、また、時代が変わってもその可愛らしさにファンが多いお花です。
おすすめの花

チューリップ パーロット咲き グリーン
今月はフリル状の花弁のかたちがオウム「パーロット(parrot)」に似ているチューリップをご紹介します。
チューリップの中では個性派に入り、ギザギザに咲く花びらをお楽しみ下さい。
白からピンク、黒っぽい紫色まで多くの種類があります。
香りはほのかにあり清々しく、置く場所を変えなくても光の方へ伸びて表情が変化していく楽しい花。切花ですが、少しずつ茎も伸びてきます。
1本 380円 (本体価格 352円)
チューリップ(グリーン)の花言葉
「美しい目」
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ここでご紹介した花材は、 |
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